1. プラットフォーム#

概要#

プラットフォームモジュールは、シナリオを実行するための環境（OS）を提供します。この環境は、セキュアプラクティス内で各シナリオの基盤となる実行基盤を構成します。

管理者は、セキュアプラクティスAdminの「シナリオ管理」機能で必要なプラットフォームを選択し、シナリオに適用することができます。コンテンツやガイドのスクリプト上では、プラットフォームモジュールには唯一のインスタンス名 sie を通じてアクセスできます。このインスタンスを利用して、プラットフォームに依存する処理や設定を制御します。

表 2 プラットフォームコンポーネント一覧#
#	コンポーネント名	説明
1	Window10	受講画面のOSイメージがWindow10になります。
2	Window11	受講画面のOSイメージがWindow11になります。

共通メソッド#

setBackground#

指定したURLの画像を背景として設定し、必要に応じて追加のCSSスタイルを適用する。

引数

url : string

背景画像として使用する画像のURL。
options : dict （任意） | 背景画像に適用する追加のCSSスタイル。 | （例：{"background-size": "cover"}）

戻り値: なし

setBackgroundColor#

指定した色を背景に設定する。

引数

color : string

背景色のHEX文字列。

（例：{#fa0109}）

戻り値: なし

resetBackgroundColor#

指定した色を初期値に戻す。（Windows10限定）

引数: なし
戻り値: なし

clearBackgroundColor#

指定した背景色を初期値に戻す。（Windows10、Windows11対応）

引数: なし
戻り値: なし

clearBackground#

指定した背景画像を削除する。（Windows10、Windows11対応）

引数: なし
戻り値: なし

setModule#

モジュールコンポーネントを利用できるように登録する。モジュールコンポーネントを画面に描画する際には、openWindow() を呼び出す。

引数

module : object

モジュールコンポーネントのインスタンスオブジェクト。

戻り値: なし

exitModule#

登録されたモジュールコンポーネントを破棄する。

引数

moduleId : number

モジュールコンポーネントのモジュールID。

戻り値: なし

openWindow#

モジュールコンポーネントを画面に描画する。

引数

moduleId : number

モジュールコンポーネントのモジュールID。

戻り値: なし

hideWindow#

モジュールコンポーネントを非表示にする。

引数

moduleId : number

モジュールコンポーネントのモジュールID。

戻り値: なし

showWindow#

モジュールコンポーネントを再表示する。

引数

moduleId : number

モジュールコンポーネントのモジュールID。

戻り値: なし

existWindow#