セキュアプラクティス - リファレンスガイド

セキュアプラクティス - リファレンスガイド#

概要#

セキュアプラクティスは、セキュリティ教育と意識向上を目的とした、ブラウザベースのインタラクティブシステムです。
ユーザーは仮想環境内で、ランサムウェアやフィッシング攻撃などのセキュリティインシデントを安全に体験し、実際の脅威に対する理解を深めることができます。
また、管理者はセキュアプラクティスに搭載されたコンポーネントを活用し、独自のシナリオを設計してユーザーに提供できます。
これにより、組織のニーズに応じた効果的なセキュリティ教育を実現することが可能です。
本ドキュメントでは、セキュアプラクティスの各コンポーネントの機能と使用方法について詳しく解説します。

コンポーネントの種類#

セキュアプラクティスのコンポーネントは、以下の3種類に分類されます。

表 1 コンポーネント種別#

#

種別

説明

1

プラットフォーム

プラットフォームモジュールは、シナリオを実行するための環境(OS)を提供します。

2

モジュール

モジュールコンポーネントは、実行環境上で動作するアプリケーションイメージを提供します。

3

API

APIモジュールは、実行環境およびアプリケーションの動作を補完するためのメタ情報を提供します。

コンポーネント一覧#

1. プラットフォーム

2. モジュール

3. API

NexTreadプラグイン機能#

セキュアプラクティスは、NexTreadのプラグインとして統合できるようになり、NexTread上で直接セキュリティ訓練を実施することができます。